血液検査で自殺のリスクが分かる?!

アメリカの研修者が血液検査で自殺のリスクが分かると発表した。
研究者は死因が自殺と自殺でない人間の脳組織から取り出した遺伝子をスキャンし、その比較から「SKA2」と呼ばれる単一遺伝子の化学変化を発見した。

 

SKA2とは何か
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SKA2とはストレス受容体の正常機能に重要な関連があるとされている遺伝子。

SKA2遺伝子はストレス受容体を監視しており、グルココルチコイドがストレス受容体と結合すると、SKA2遺伝子も増加する。
これはストレスに対処するための反応。

SKA2の化学変化とは、この遺伝子が働きにくくなると。

これが何を示すかと言うと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの制御がきかなくなり、コルチゾールが過剰に分泌される事になる。

自殺しやすい人は、SKA遺伝子が働かない→コルチゾールの分泌量が増える→ストレスが増加する→自殺のリスクが上昇する。

SKA2遺伝子に生まれ持っての変異があればそれだけで自殺のリスクが上昇する。

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自殺防止に活用できるのか
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この研究はまだ小規模な為、結果はまだ予備的な段階だが、更なる研究結果が確認されれば、自殺の危険性を見るための血液検査が実施され、精神学の緊急治療室での血液検査、もしくは患者の自殺リスクの確定のために、このテストは用いられるだろうとも言われている。

 

日本の自殺者数は、約3万人
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日本の自殺者数は2013年で2万7195人と欧米先進国と比較するとかなり高い自殺率となっており、自殺は日本において大きな社会問題となっている。

人は「辛い」「悲しい」など負の感情を単なる「心の動き」としがちだが、実は血液の中のSKA2の作用によってそう思わされているのかもしれない。

この研究が進めば自殺願望や、衝動を持った人々を前もって発見し沢山の人々を救うことが出来るのかもしれない。

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