映画俳優の中で、魅力ある男性は、顎の先が割れていることが、
セクシーさの条件の一つと、言われてたりします。

実は、この顎の先の部分は、
人間特有のパーツであるということを、ご存じでしたか?

人間の顎の先の部分は、「オトガイ」と呼ばれています。
なぜ人間だけに、この「オトガイ」があるのでしょうか。

 

「オトガイ」の謎とは?
地球上には多くの動物たちがいるが、
この「オトガイ」は、人間特有のパーツなのです。

比較的、進化系統が近いだろう
チンパンジーやゴリラにも、「オトガイ」はありません。

人間は、進化の過程で、
「オトガイ」が、なぜ備わるようになったのか。

様々な仮説が提唱されています。

「オトガイ」については、謎すぎて、
どの仮説にも、あまり説得力がないらしい。

それでも、なにかのヒントになったり、
想像の助けになるかもしれないので、「オトガイ」の仮説を紹介しておこう。

 

■咀嚼の助けになる

もっとも説得力がありそうと思われていた仮説が、
「オトガイ」には、咀嚼を補助する役割があるという説。

咀嚼とは、ご飯を食べるなど、物を噛むときに行う動作のことである。

この仮説の検証を行ったところ、人間が物を噛む動作をするときに、
「オトガイ」は、なんの役割もしていないということが判明。

この仮説は否定されることになった。

 

■話す能力に関係している。

次の仮説は、
人間の話す能力に役立っているのではないかという説。

人間は、様々な言語で話し、
他の動物では、なかなか見られない、高度なコミュニケーションができる。

しかし、他の哺乳類のなかには、
複雑なコミュニケーションを行うことが、可能な種がいる。

人間以外でも、液体を吸い込むという動作ができる哺乳類もいる。

多くの音階を使い分けたり、吸い込む動作ができたりなど、
「オトガイ」のあるなしに関わらず、哺乳類のなかには、口のあたりが発達している種がいるのである。

このことから、話す能力に、
「オトガイ」は関係ないという説が、有力になってきている。


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■男性の顎が割れているのはセクシーさのため?

他の動物では、
オスが自らの魅力を誇示するために、壮麗な姿をしていたりする。

「オトガイ」のあたりが二つに割れていたりするのは、
人間の男が、自らの性的魅力をアピールするために、そうなったとする仮説がある。

しかし、「オトガイ」のあたりが、
二つに割れている人は、女性にもいるのである。

このことから、オトガイのあたりが、
男が性的魅力をアピールするためにあるという説も弱いものとなる。

オトガイが人間特有のものであることを、
根拠を持って説明するのは、あまり意味のないことなのだろうか。

様々な仮説は、「なんとなく」考えたことばかりのように思えてしまう。

こういう目的があって、オトガイは、
人間に不可欠なパーツなのだとすることに、無理があるのかもしれない。

そう考えれば、ある有力な仮説が、浮かび上がる。

 

オトガイはプロテクター?

その前に、さらにもう一つの仮説を、紹介しよう。

その仮説とは、オトガイは、顔を殴られたときに、
衝撃を軽くするためのプロテクターであるという説である。

古来より、人間の歴史は争いの連続である
というのは納得できることかもしれない。

じつは、人間の手は、
他人に危害を加えやすいように進化したという仮説があるぐらいである。

人類は、お互いを殴り合って進化してきたため、
顔は、パンチの衝撃を和らげる構造に変わっていったというのだ。

その一つがオトガイという
プロテクターを獲得することだったという話しである。

しかし、この仮説も、また弱い。

もし顔面を殴られたときのダメージを軽減するために、
オトガイがあるというのなら、オトガイがあるだけでなく、
人間の顎は、もっと頑強になっているはずである。

 

あらゆる仮説を検証した結果、
たどり着いた、もっとも有力な仮説は、「オトガイには意味がない」というものである。

人間が進化する過程で、
とくに役割はないのだけれど、そうなっていったというケースである。

人間以外の類人猿を見てみると分かるが、
人間は、頭に比べて顔の部分が、小さくなっている。

人間は、顔の部分が小さくなっていくという進化をしてきた。

 

そして、オトガイと呼ばれる部分は、顔の部分が小さくなっていく過程で、
ただできただけのパーツであるというのである。

この意味とか役割はないけれど、進化の過程でできてきたパーツである
という仮説は、今のところ、多くの学者から、支持されている仮説である。

顔が小さくなっていったことは、進化の歴史として本当のことであろう。

 

しかし、オトガイがあるあたりが、広範囲に
小さくなっていったふうではないのはなぜなのかという疑問が残る。

結局は、オトガイについては、謎の人体のパーツのままなのである。

人間には、オトガイのように、
なぜあるのか意味が分からないパーツというのがいくつかある。

のどちんこ・親知らず、尾てい骨などである。

 

人体について研究が進めば、
将来、オトガイについての役割が判明するかもしれない。

ところで、ある仮説が抜けていることに、みなさんお気づきだろうか。

それは、今の人間は、宇宙人との混血であるという説である。

オトガイが、もしかしたら、
宇宙人との混血であるという説の、証明となるかもしれないと考えると、
オカルト好きには楽しい話題と、なるかもしれない。


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