地球が滅亡するかもしれない。
そんな映画のような話が、現実に起きる可能性が指摘されている。

2135年、小惑星が地球に衝突する可能性があるかもしれないのだ。

この話は、どれほどの信憑性があるのだろうか。

 

地球と月の間を通る軌道

問題の小惑星は「ベンヌ(Bennu)」と、名付けられている。

直径487メートルぐらいで、平均時速10万1000キロという、
とんでもない速さで、太陽の周りを、公転している。

発見されたのは、1999年。

この小惑星ベンヌが、2135年に、地球と月の間を通るという、
驚異的な接近をするという予測が、なされている。

この広大な宇宙空間の中で、地球と月の間を通る軌道というのは、
ニアミスのようなものであるし、もう衝突するんじゃないかという
距離である。

 

2135年に、実際に、どうなるのかという予想は難しいものとなっている。

なぜなら、小惑星ベンヌが地球に近づいてきたとき、
地球の重力が、どのように小惑星ベンヌに、影響を与えるのかが予想しにくいのだ。

もし、小惑星ベンヌが地球に衝突すれば、どうなってしまうのだろうか。

予想されている破壊力は、
広島に落とされた原爆の200倍の威力である。

もはや、想像できないほどの、凄まじい破壊力であろう。

幸い、2135年に、
かなり地球に接近するとはいえ、衝突の可能性は低いとされている。

 

ところが、一つ問題があるのだ。

小惑星ベンヌが地球に接近した際に、
地球の重力の影響により、その公転軌道が変化する可能性があるのだ。

ある教授によれば、小惑星ベンヌの地球への接近により、
地球は大きな被害を被るだろうと予想している。


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NASAが探査船を緊急に打ち上げ

NASAは、小惑星ベンヌの調査のために、調査船を打ち上げ予定である。

探査船の名称は「オシリス・レックス」

以前、日本の「はやぶさ」が
小惑星イトカワからサンプルを持ち帰ったように、
「オシリス・レックス」も、小惑星ベンヌからサンプルを持ち帰る予定である。

 

この調査で、地球の生命誕生の謎へ、一歩近づく可能性もある。

小惑星ベンヌには、太陽系が、まだできたぐらいの時の、
有機分子が残されているかもしれないからだ。

NASAの調査船「オシリス・レックス」が、
小惑星ベンヌに到達する予定は、2018年。
地球に帰還する予定が、2023年である。

サンプルを持ち帰ること以外にも、調査の目的はある。

ヤルコフスキー効果と呼ばれる現象の調査である。

 

ヤルコフスキー効果とは、たとえば小惑星が
天体からの熱の影響を受けて、軌道が変わることである。

小惑星ベンヌは、これまで実際に、軌道が変化してきているのだ。

その変化の距離は160キロもの長さになる。

小惑星を、詳細に調査することで、
これからの地球のために役立てなければならないだろう。

2135年、果たして小惑星ベンヌは、地球に、どのように接近するのだろうか。

 

地球に衝突しないことを祈るばかりである。
大昔は、ハレーすい星が接近しただけで、人類は大騒ぎしたものだ。

現在の人類は、ハレーすい星で、騒いでいたころとは違い、
科学力が格段に上がっており、探査船まで出せる技術力がある。

小惑星ベンヌが地球に衝突しないのが、もっともいいのだが、
万が一、衝突の軌道になっていることが、判明したとしても、
科学の力で、なんとかしてくれるだろうと、考えるしかないだろう。


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