世界には、政治的なトップリーダーよりも重要視される人物がいる社会がある。
その一つがユダヤ社会だ。
ユダヤ社会での最重要人物は「預言者」である。
なぜユダヤ社会では「預言者」が最高位の人物となっているのであろうか。
ユダヤ社会が培ってきた歴史に答えがある。

 

まず預言者とは、どういう者なのだろう。
ユダヤ社会での預言者とは、イスラエルの神の代理人という立場なのである。
ユダヤ社会では、イスラエルの神が、もっとも尊敬される存在であるので、その代理人である預言者は、一国のリーダーよりも重要な存在となるのである。
ユダヤ民族を率いるのは預言者なのである。
一つだけ例外がある。ダビデ王だ。王でもあり預言者でもあった。
預言者は旧約聖書に登場する。
旧約聖書では、預言者の言葉を無視した王が、悲惨な目に会うといったシーンが数多く描かれている。
その王が治める国民も、預言者の言うことを聞かなかったために、災難を被るわけである。

 

最高位の預言者の下位にユダヤ社会のエリートたちはいる。

ユダヤ社会の中のエリートである律法学者や祭司は、預言者の下の存在なのである。
ユダヤ人の祖先たちを救出したモーゼ。彼も、預言者だったのである。
他の文明国家では、どのようになっているだろうか。
中国は、全ての権力を一手に握る天帝がいた。天帝は、神の代わりに国を治めるということになっていた。
バビロニアやエジプトでは、王は、神の代理ではなく、神々の子孫とされていた。
預言者と予言者は違う。
「預言者」という漢字を、よく見てもらうと分かるとおり、「言」を「預(あず)かる」のである。
つまり、神の言葉を授かって、神の代わりに、民衆に伝えるという役割を担うのが「預言者」なのである。
一方「予言者」は、ただ未来予測を述べる者のことである。
ただ、預言者が、神から授かった言葉が、たまに未来を予測する言葉の場合があるので、予言とまぎらわしいことになるわけである。

 

預言者が、たくさん登場する旧約聖書

ユダヤ人のバイブルである旧約聖書は、預言者たちの話しが、たくさん載せられている。
その中に、エズラという者が登場する。
エズラは、今日のユダヤ教を土台を作ったという人物だ。
エズラは、モーセの兄にあたる大祭司アロンの子孫である。
エズラは、ある予言を神が派遣した天使から伝えられていた。
その予言とは、終末に起きることである。


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天使ウリエルと預言者エズラの会話とは?

エズラは、神に仕えてきたが、祖国は荒廃しており、異教の国であるバビロンは栄えていた。
エズラが生きた2500年ほど前の時代、イスラエルは、アケメネス朝ペルシアの一部であったのだ。
バビロンは、イスラエルの神殿から金目の物を奪い取っていった。
祖国が悲惨なことになっていることにエズラは疑問を持った。
そして、神に、なぜこのようなことになっているのかと問うた。
神は、天使ウリエルを遣わし、エズラの問いに答えるのではなく、逆に天使ウリエルがエズラに問うた。
「過去をやり直してみよ、風の大きさを計ってみよ、炎の重さが分かるか。」
天使ウリエルがエズラに伝えたかったことは、神のすることが、おまえに理解できるのかということだった。
炎や風、そして過去。
これらは、すべてエズラが体験してきたことであるが、それらのことを、エズラは、まったく理解できていないではないかということなのである。
神のされることが、人間のレベルでは理解できないということであった。
エズラは、それでも納得できず、イスラエルがユダヤ以外の者の国となっていたことに不満を伝えた。
すると、天使ウリエルは、今は、種をまいたが、まだ刈り取られていないのだという。
エズラが、生き続けるのなら、いずれ、刈り取りの光景を見ることができるだろうというのだ。
エズラは、刈り取りが行われるのは、いつになるのかと、さらに問うた。
天使ウリエルは、神の御業に疑問を差し挟むのは止めよと伝えた。
いつの日か、エズラが望むことを神は示されるだろうと。
それでも、エズラは、さらに問い続けた。
神が私の望むことを示されるのは、もう近いのか、それとも、私が過ごしてきた時よりも、まだ長くなるのかと。
エズラは、どうしても、いつ望むことが実現されるのか知りたかったのだ。
なぜなら、人間には、未来のことは、なにも分からないからだ。
すると、天使ウリエルは、エズラに終末の予言を語り始めたのだ・・・。
それは、ある現象のことであった。

 

終末に起こる現象の予言とは。

天使ウリエルが語った終末の予言は、こうだ。
ソドムの海は魚を追い出し、鳥たちは去っていき、木からは血が流れ、石から奇妙な音が聞こえてくる。
暗くなると、正体の分からない生き物のような声を、世界中の人々が聞くことになる。
昼間に、月が明るく輝きはじめ、夜中に、太陽が煌々と明るくなるだろう。

 

天使ウリエルの予言が実現する日が近いのか?

 

エズラに終末の予言が伝えられてからも、天使ウリエルとのやりとりは続く。
このような終末の予言はユダヤだけでなく、ネイティブアメリカンのポピ族にも伝わっている。
ポピ族に伝わっている話しでは、終末の時には浄化の日というものがはじまるらしい。
その浄化の日がはじまる現象というのが9個あるそうだ。
驚くべきことに、その9個のうち8個は実現したそうで、残るは、あと一つ。
そのあと一つの現象とは、空に青く輝く星が出現するというものなのである。

 

天使ウリエルが語ったとされる終末の日の予言を、真剣に考える人は少なかった。
しかし、なんと科学的な見地から、この終末の日の現象が起ころうとしていることが判明したのである。
天文学者たちによると、もうすぐベテルギウスの超新星爆発の様子が、地球で観測されるらしい。

 

終末の日を迎えた人類は、全て滅亡するのかというと、そうではないとのことである。
わずかな者たちが生き残り、それからは「不死の時代」を迎えるそうだ。

 

エズラは断食を行うごとに、神や天使から預言を授かった。
そして第七の幻にて、衝撃の言葉が、神から直接預言者エズラに語られた。

 

それによると、エズラたちが生きる世は、全部で12の時代に分かれており、9番目の時代は過ぎ去り、今は、10番名の時代の半分まできているそうである。
つまり、残された時間は、10番目の時代の半分と、残り2つの時代だけなのである。
1時代の長さは、1000年と言われている。
神がエズラに、残された、この世の時間が伝えられたのが、2500年ほど前。
ということは、つまり…


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