性風俗界の隠語に「ヌカロク」なる言葉が存在するらしいが、
膣挿入後、何発でも射精可能な性欲と精力を兼ね備えるタフガイは、
ある意味、男としての強さの一面を持っていると言えよう。

だが、この連続して行うセックスが、実は女性の受精率に大きく影響する、
という衝撃的な報告がイギリスはロンドンのノース・ミドルセックス病院からされたのである。


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■1時間のうちに2回目に放出した精子のほうが着床率が高い

「セックス」という言葉に淫靡的な印象を受けてしまうかもしれないが、
ミドルセックスとは、実際にイギリスに存在する州の名前であり、
今回お話するのは、決してエロいヨタ話ではなく、不妊治療科学のお話である。

ロンドンのミドルセックス大学付属であるノース・ミドルセックス病院は、
1時間の間に2回セックスすることで、父親になる可能性が3倍に跳ね上がるという調査結果が出た、
との記事を、イギリスの「Daily Mail」紙に発表した。

しかも、この報告記事は2度も掲載されたのである!

この調査結果は、同病院で精子を直接子宮に注入し着床を促す、
子宮内受精タイプ(IUI)の不妊治療を受けていた73組のカップルを対象に行われており、
低受胎性の精子をもつと診断された男性から1時間のうちに2回精子を採取し、
2回目に採取されたサンプルを女性の子宮に直接注入したところ、
着床確率6%程度と算出されていたにもかかわらず、なんと3倍以上である20%に跳ね上がったのだ!

73組中15組は、1度目の注入で着床し妊娠が確認され、
その後10組が2度目の注入で着床し、その後1カ月内に、女性の排卵にタイミングをあわせての3度目の注入で、
最終的に34%の成功という結果が出たのである。

不妊治療界の通説「精子を無駄撃ちせずに溜めておくことが妊娠力アップのポイント」に対し、
真っ向からひっくり返す説であるため、物議を醸し出している。

実際、イギリスの国民医療サービスのガイドラインでも、
「妊娠目的のセックスは、女性の排卵のタイミング合わせ、
精子を溜めるため、少なくとも2日間はセックスを控えること」
が重要なポイントであるとしている。

しかし、この度の調査結果によれば、何日間も陰嚢に溜めていた古い精子よりも、
射精を繰り返して作られたばかりの精子の方が受胎性が高いということが明らかになり、
バーミンガム大学:ジャクソン・カークマンブラウン生殖科学博士も
「大きな誤解が蔓延していた」と発言している。

この度の調査は、体外受精(IVF)と子宮内受精(IUI)とでの
受精成功率の比較の調査の一環として行われたものであったが、
今回の結果から既存の体外受精での成功率24%と比較しても遜色ないと言える。

しかも、体外受精には6000ポンド(約111万円)もの費用がかかるのだが、
連続セックス射精であれば、10分1ほどの費用で済むので、
このローテクな不妊治療を促進していくべきであるとの声さえあがってきている。

また、不妊治療にマイナスなスポーツにサイクリングがあげられている。

ハードなサイクリングによって体内に炎症反応の一部としてサイトカインという物質が生成され、
特定のサイトカインが、精子の形状と機能に損傷を与え、精子形成に影響を及ぼすことが知られている。

その上、ピッチリとしたウェアを着るため睾丸が効率良く放熱できないことや、
サドルという身体への負担の大きい椅子に長時間座っていることも、
精子の形成に悪影響となっている可能性も高い。

よって、子作りに励みたいカップルは、過度なサイクリングを控え、
セックスの回数をできるだけ増やしてみると良いだろう。


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